岡山理科大学 恐竜学博物館へ
校外学習で行きました!
こんにちは! 岡山高等学院 支援員佐藤です。
今回は、(2/7)岡山理科大学 恐竜学博物館で館内見学・化石のクリーニング体験をさせてもらいました。
館内見学
まず始めに、展示室と研究室を見せてもらいました!
展示室では、タルボサウル、プロトケラトプスと言う恐竜の化石を見せてもらい肉食だったり毛が生えていることを教えてもらい興味深々!
骨に穴が開いている箇所があり恐竜同士が争って付いた傷も分かるらしい~
モンゴルで掘れた化石を実際手に持って触れる経験がで来ました。
普段研究室では、学生が化石のクリーニングをしていると説明を受けて、今日の最後に自分たちもクリーニング体験が出来ると知り研究室を覗き込むように見ていました。
次に図書館で動物の骨の標本も見せてもらい、動物と恐竜の骨の違いを聞きました。
骨格や歯の仕組みで食べているものや、生活が分かり色々な情報が骨にあると教えてもらいました。
最後に見せてもらったのは、タルボサウルの全身骨格標本[全長約10㍍]”おおきい~”
大きさに皆もびっくり!ここで集合写真を取ろう~
このタルボサウルスの骨格は、学生さん達が組み立てたものだそうで、完成した時の達成感はものすごい気持ちだったんだろうな。
化石クリーニング体験
いよいよ、化石のクリーニング体験!
日本でしか発見されていないヤマトビカリアの実際の化石をクリーニングさせてもらいました。
ヤマトビカリアは約1,600年前に津山市周辺で生息していた[まき貝]らしいです。
今回は、奈義町にある、ビカリアミュージアム周辺で採取された、本物の化石でした!
へっ”本物”
化石を壊さないように皆気を付けて触っていました。
化石のクリーニングは、ルーペでよく化石を観察して、ピンやブラシで化石に付いている余分な土などを削ってきれいに取り除く作業です。
皆すごく真剣にやって「きれいに取り除けてる」「上手に出来てる」と褒めてもらい嬉しそうでした。
出来た化石は一人ひとり持って帰って良いと聞き、自分だけの化石だと喜んでいました。
この度は、こんなに博物館での案内・説明や貴重な体験をご用意していただきありがとうございました。
教員含め生徒の皆も、ものすごく楽しい見学・体験をさせてもらいました。
また機会があれば今後も是非行かせてもらえたら嬉しいです。
最後に、生徒達の感想を少し載せます!
生徒 感想
・「たくさんの化石を見たり説明を聞いたりして、こんなことを勉強している人がいるんだなと思い、とてもいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。」
・「自分は恐竜のことを何も知らなかったけど、説明が分かりやすくて頭にすらすら入ってきて楽しかったです。」
・「想像していたよりとても恐竜の化石が大きく、こんな迫力があるのかと勉強になりました。」
・「恐竜の化石を見た時、学生さんたちはこれすべて組み立てた上に取り外せる設計はすごいと思いました。」
・ 「化石のまわりの石にひびが少なくて、ほり進めるのが難しかった。」
・「ビカリアの体験では、繊細な化石を時間をかけてちょっとずつ掘り出していくのや崩れないように掘るのがむずかった。」
・ビカリアについている土が綺麗にとれたり、ブラシで磨くとキラキラになるのが楽しくて無心になって磨きました。
岡山高等学院
骨格標本の説明を真剣に聞く姿や化石のクリーニングをひと言も話さず集中して行う姿を見て、生徒達がいかに楽しんでいるかが十分に伝わってきました。
また少しの時間ですがキャンパスを味わったことは彼らの財産になると思います。
試験中のお忙しい時期にも関わらず、この様な機会を設けて下さった教員・職員の皆様、案内して下さった学生の方々には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。